ダチョウ王国へ行ってきた！（初めてのダチョウ餌やり体験）
今回は、どうぶつふれあいファームダチョウ王国へ行ってきたときのことを書きたいと思います。今住んでいる茨城県は、豊かな自然、豊富な食材、首都圏からの近さを活かした「体験王国いばらき」として様々なアクティビティやアウトドアを推しています。
そんな中でダチョウに餌やり体験ができるというポイントに惹かれて、ダチョウ王国へ行くことにしました！ダチョウ王国ではダチョウ肉を食べることもできるとのことで、夫はこちらが目当てだったようです（笑）
ダチョウ王国は茨城県石岡市にあり、東京都心からは高速を使って車で1時間ほどです。（Googleマップの東京駅⇔ダチョウ王国）
県道140号線から一本入ったあたりでこれで合っている？と心配になりますが(笑)、いくつか看板が立っているので大丈夫！道のすぐ横にある、おそらく第2駐車場に停めた時点でもうダチョウが見えてきます！駐車場は100台あり、終日無料となっています。さすが茨城！
第1駐車場前には園内図があります。ダチョウ王国は大きく3つのエリアに分かれており、①ダチョウふれあいファーム、②動物ふれあい公園（南のまきば）、③観光ブルーベリー農園があります。
①ダチョウふれあいファームには200羽のダチョウが、②動物ふれあい公園（南のまきば）には約80種類の動物がおり、餌やりなどのふれあい体験をすることができます。③観光ブルーベリー農園では、6月下旬～8月中旬までブルーベリーの食べ放題を体験できます。1時間の食べ放題を、中学生以上600円、小学生以下500円で楽しむことができます。
早速、売店で入園券を購入しました。入園料は、中学生以上1,000円、3歳以上600円です。この入園券は「②動物ふれあい公園（南のまきば）」のものであって、なんと「①ダチョウふれあいファーム」には入園券は必要ないのです。ダチョウ王国なのに？！
売店からダチョウがいるファームへと向かう途中に餌（鳥用のあられ）の自販機がありました。100円玉2枚を重ねた状態で縦に入れるという中々珍しい自販機でした。ダチョウの餌は売店でも購入することができます。売店には大容量の餌も売っていたので、家族やグループみんなで餌やり体験をしたい場合に良いと思います。
餌のあられはこんな感じで袋に入っています。
ダチョウファームに着くと、餌の袋の音に反応してなのかこちらに近寄ってきました。注意書きを撮影しようとすると首をグーンっと伸ばしてきたりしたので、びくびくしながら撮りました（笑）近づきすぎには気を付けた方が良さそうです。
柵がありまして、ざっくり書くとダチョウファームは下のお絵描き図みたいな感じ（青色の斜線部分がダチョウがいるエリア）になっています。見づらくてすみません…。で、このダチョウがいるエリアに突き出したようになっている丸いエリアがあります。ここから撮影したのが、下の写真なのですが本当にすぐ近くまで寄れます。
この丸いエリアへ行くための短い通路？を通るのが、中々スリリングでした！通路の両側からダチョウにのぞき込まれる中、かなりドキドキしながら歩きました。というより走り抜けました（笑）
ダチョウがいるファームは他にもいくつかあり、こちらにはひときわ大きなダチョウが。羽が黒いのがオス、茶色いのがメスなのだそうで、こちらはオスのダチョウのようです。
ダチョウは飛べない鳥、走るのが早い、ということでよく知られています。飛べない分早く走るために独自の進化を遂げた足は、指が2本しかなく、爪は1つしかありません。指が少なくなることで地面を蹴る力を集中させることができます。また、足裏にはパッドがあり、地面を蹴ったときに足に受けるダメージを軽減しています。
また別の場所では餌小屋に設置された餌を食べるダチョウたちの姿を見ることができました。細長い首を活かして、柵の間から食べていました。
ここで、ちょっと挑戦！最初に紹介した丸いエリアでダチョウに餌やり（柵において食べてもらう作戦）をしたときの動画を載せてみます。動画編集をしたことがなく、とりあえず圧縮したのみですので見づらいかもしれませんがご容赦ください…。動画編集もできるようになりたいな。その前に画像編集が先ですかね。
ダチョウ王国には常時200羽のダチョウがいます。ホームページによると、手から餌やりをしたり首を触ることもできると書いてありました！が、夫を出し抜こうと、素手で手から餌やりをして失敗しました（笑）餌のあげ方が悪かったのか、動画のように上からついばむ感じではなく指ごとパクっとされました（笑）ちょっと痛かったので、手から餌やりをしてみたい人は軍手があった方が安心だと思います。軍手は取られないように気を付けてくださいね。そんなこんなでダチョウの餌やりを満喫しました。
思いの他ダチョウファームに滞在したので、次に動物ふれあい公園（南のまきば）に移動します。ダチョウふれあいファームからは道路を挟んだ反対側にあります。
入園券の購入はこちらの受付でもできます。我々は先に購入済みだったので、係員さんに見せます。そして、餌やり用の野菜が入ったバケツを別途購入しました。1つ700円、2つで1000円でした。たくさん餌やりをしたい人は2つ購入してもいいかもしれません。
園に入ると早速いろんな動物いるのが見えます。やぎ小屋には赤ちゃんやぎもいました♪各自のんびり自由に過ごしていて可愛かったです。別のエリアではやぎと同じ柵の中に羊がいたのですが、餌をあげようとするとやぎが体当たりして奪っていく場面も。羊はやぎに比べると大人しそうに見えました。
クジャクもいました！クジャクと言われてイメージするこの鮮やかな羽だと思います。この鮮やかで豪華な羽をもつのはオス、羽を広げるのはメスへの求愛行動のようです。クジャクの繁殖期は3～7月なので、この羽を広げた姿を見たい方はこれから夏までに訪れるのがおすすめです。
いつからか人気者になったアルパカ！こんなに近くで見れます。なんだったらこの柵の中に入ることができます。私も入ってみようとしましたが、餌が欲しかったからか入口に詰め寄ってきたので入れませんでした（笑）
入口のポップ（多分注意書き）には、「アルパカが乗っかってくることがあります！」と書いてありました。中に入ってふれあいたいと思っている方は汚れてもいい服装で行くことをおすすめします。
ちなみに柵越しでもこんな感じで餌をあげることができます。私が餌やりをしたとき、くしゃみか何か分かりませんが、盛大にキャベツを吹きかけられました（笑）やはり汚れてもいい服装で行くことがおすすめです（2回目）。夫が餌やりをしている間に撫でてみたり…ふわふわで気持ちよかった♪
こちらもマスコットのカピバラさんから人気が出たカピバラ。ちびっ子たちが中に入っていたので、便乗して入ってみました。写真は餌の催促でコートの端を噛むカピバラと、餌をねだれて困っている夫（笑）カピバラ、意外と大きいしグイグイきます（笑）
カピバラの隣にいるやぎにも餌をあげました。お腹が空いていたのか、めちゃくちゃ寄ってきました。そして、横からカピバラ。てんやわんやして楽しかったです。
カピバラの柵を出て、楽しかったね～と言っているとハプニングに遭遇！カピバラが脱走！（と言ってもそこそこあることらしいです。）柵の中ではゆったりしていたのに、外に出た途端びっくりするくらい機敏な動きをするカピバラに笑ってしまいました（笑）
そして職員さんたちが登場！
4人でカピバラを囲って追い込んでいきます。ちょうどニュースで訓練（動物園で動物が脱走したときを想定した訓練）の様子を見た後だったので、本物だー！とテンションが上がってしまいました。
連携が完璧！そして慣れている…！あっという間に元いた檻に戻されていきました（笑）
その他にもモルモット、うさぎ、カメ、ふくろうなどがいる小屋、ヘビやイグアナなどがいる爬虫類ルームなどで動物とふれあって大満足！うさぎはふわふわで、そして大人しくて安心して餌やりできました（笑）とっても可愛かったです。
動物ふれあい公園（南のまきば）も満喫したので、売店に戻って昼食を食べることにしました。売店にはダチョウ肉やダチョウの卵を使ったアイスクリームも販売されています。ショーケースの中のものが全て珍しくて思わず見入ってしまいました。
そして、テレビでしか見たことのなかったダチョウの卵！買えるんです。お持ち帰りで1個4,320円。売店の目の前にあるBBQ施設ではダチョウ肉のBBQをすることができ、そこでの目玉焼き体験だと5,000円です。BBQは要予約（前日の16時までに予約フォームまたは電話での予約が必要）です。気になる方は是非、ダチョウ王国のサイトも見てみてください。
ダチョウ王国公式サイト
いよいよお待ちかねのお昼ご飯！オーダーは売店のレジするのですが、メニュー表が貼ってあったりするわけではなくレジカウンターに1枚置いてあるのみなので、初見ではちょっと戸惑ってしまうかもしれません。ダチョウ串ののぼり旗は出ていたので、とりあえずダチョウ串を1本（500円）頼むことにしました。そのとき他のメニューもあることに気が付いたので、絶対食べたい！と思っていたダチョウ肉バーガーもオーダーしました。
ダチョウ串は臭みがなく、さっぱりとした味わい。鳥類と言えど、普段食べている鶏肉とはまったくもって違います。鶏肉というよりは獣肉のようなしっかりとした肉質です。ダチョウ肉は低脂肪・低カロリー・低コレステロールで、高タンパク・高鉄分という赤身肉の中では断トツのヘルシーお肉です。もっと身近で気軽に手に入るのであれば、日常的に取り入れたい食材だな～と思いました。
ダチョウ串を食べた後は、お目当てのダチョウ肉バーガー！ドリンク付きで880円でした。ダチョウ肉を使ったパテは分厚く、思っていたよりもボリュームがあります。軽率にダブルやトリプルにしなくて良かった（笑）バンズはセミハードパンでサクッふわっ、ダチョウ肉のパテは串同様に臭みはなくとても美味しかったです。ボリューム満点でお腹いっぱいになりました。
本当はダチョウ肉てりたまバーガーが食べたかったのですが、休止中となっていました。ダチョウ肉バーガーはあるのにどうして…と思っていましたが、てりたまの卵はダチョウの卵をオムレツにしたものだからのようです！これはリベンジしたい！
ダチョウ王国、大満足でした！なんだかんだで2時間半近く滞在し、遊び尽くした感じがします（笑）次回はダチョウ餌やり用の軍手とダチョウ肉を購入したとき用にクーラーボックスを用意して行きたいと思います。
ダチョウの餌やり体験、その他たくさんの種類の動物とのふれあい体験、そしてダチョウ肉を食べられるダチョウ王国、是非一度どうぞ。