ぬか漬け2(本漬け、アボカドのぬか漬け)
ぬか床が十分に発酵したので、本漬け(野菜を漬ける作業)に入ります。今回は、初期に漬けた野菜について紹介します。最初に漬けたのは、定番のきゅうりと大根、それと変わり種?のアボカドです。
きゅうりのぬか漬けの作り方
- 両端を切り落とし、ぬか床に収まる大きさに切る。
- 皮を3~4箇所、ピーラーで剥く。
- 塩をする。(塩をうっすら全体にまぶし、軽くすり合わせる。)
- 出てきた水分をキッチンペーパーなどでふき取る。
- ぬかにしっかり埋め込み、空気を抜くように押してぬか床の表面を平らにする。
大根のぬか漬けの作り方
- 厚めに皮を剝く。
- 大きさに応じて、半月切り~いちょう切りにする。
- 塩をする。(塩をうっすら全体にまぶし、軽くすり合わせる。)
- 出てきた水分をキッチンペーパーなどでふき取る。
- ぬかにしっかり埋め込み、空気を抜くように押してぬか床の表面を平らにする。
アボカドのぬか漬けの作り方
- 縦に1周ぐるっと切り込みを入れ、2つ割りにする。
- 種を取り除き、皮を剥く。
- ぬかで優しく包む。(下の写真)
- ぬか床の上に置く。
漬けたぬか漬けを食べるとき
- ぬか床から取り出し、素材の周りについたぬかを手でぬぐってぬか床に戻す。
※素材からぬぐい取ったぬかには、野菜の旨味が含まれています。 - ぬか漬けを水洗いし、キッチンペーパーなどで水分をふき取る。
- お好みの大きさに切り分ける。
ぬか漬けは、素材の大きさや皮のありなし、温度によって漬かる時間が変わってきます。素材が小さい、皮がないもしくは少ない、温度が高い場合は、そうでない場合よりも(短時間で)漬かりやすくなります。
私の場合ですと、厳密な時間は計っていませんが、朝に漬けて夕方頃に取り出すとちょうどよいぐらいです。夜ご飯に食べる分を朝に漬ける、といった感じです。また、朝ごはんのお供にしたいなと思ったら、前日の夜に漬けます。
漬かり具合の好みも人それぞれかと思いますので、その時々の気温や素材、気分に合わせて漬けてみるのも楽しみの1つだと思います。
ぬか漬けで楽しむ野菜
定番!毎日食べたい野菜
- きゅうり
- なす
- にんじん
- かぶ
- 大根
意外?西洋野菜
- パプリカ
- セロリ
- ブロッコリー(茎)
下茹で要!根菜類
- れんこん
- じゃがいも
- さつまいも
一工夫!包んで作るおすすめ野菜
- アボカド
- オクラ
- 山芋
上記の野菜の中でとりわけおすすめなのが、アボカドです。アボカド特有の青臭さと水分が抜け、よりねっとり濃厚な口当たりになります。そこにぬか漬けならではの風味と塩味が加わって、酒のつまみにぴったり!夫も大絶賛の一品でした。
個人的には、さつまいももかなり好みでした。ぬか漬けにすることで、さつまいもの甘みが引き出されて甘じょっぱさがやみつきに。
始める前よりも様々な野菜が漬けられることにびっくりしました。これからは旬の野菜をあれこれ漬けてみたいなと思っています。気になる方は、是非ご自分でも試してみてください。
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