もちもちぐらし

~自称丁寧な暮らしの雑記ブログ~

 

ぬか漬け2(本漬け、アボカドのぬか漬け)

 ぬか床が十分に発酵したので、本漬け(野菜を漬ける作業)に入ります。今回は、初期に漬けた野菜について紹介します。最初に漬けたのは、定番のきゅうりと大根、それと変わり種?のアボカドです。

きゅうりのぬか漬けの作り方
  1. 両端を切り落とし、ぬか床に収まる大きさに切る。
  2. 皮を3~4箇所、ピーラーで剥く。
  3. 塩をする。(塩をうっすら全体にまぶし、軽くすり合わせる。)
  4. 出てきた水分をキッチンペーパーなどでふき取る。
  5. ぬかにしっかり埋め込み、空気を抜くように押してぬか床の表面を平らにする。
大根のぬか漬けの作り方
  1. 厚めに皮を剝く。
  2. 大きさに応じて、半月切り~いちょう切りにする。
  3. 塩をする。(塩をうっすら全体にまぶし、軽くすり合わせる。)
  4. 出てきた水分をキッチンペーパーなどでふき取る。
  5. ぬかにしっかり埋め込み、空気を抜くように押してぬか床の表面を平らにする。
アボカドのぬか漬けの作り方
  1. 縦に1周ぐるっと切り込みを入れ、2つ割りにする。
  2. 種を取り除き、皮を剥く。
  3. ぬかで優しく包む。(下の写真)
  4. ぬか床の上に置く。
漬けたぬか漬けを食べるとき
  1. ぬか床から取り出し、素材の周りについたぬかを手でぬぐってぬか床に戻す。
    ※素材からぬぐい取ったぬかには、野菜の旨味が含まれています。
  2. ぬか漬けを水洗いし、キッチンペーパーなどで水分をふき取る。
  3. お好みの大きさに切り分ける。
周りについたぬかをぬぐったところ

 ぬか漬けは、素材の大きさや皮のありなし、温度によって漬かる時間が変わってきます。素材が小さい、皮がないもしくは少ない、温度が高い場合は、そうでない場合よりも(短時間で)漬かりやすくなります。
 私の場合ですと、厳密な時間は計っていませんが、朝に漬けて夕方頃に取り出すとちょうどよいぐらいです。夜ご飯に食べる分を朝に漬ける、といった感じです。また、朝ごはんのお供にしたいなと思ったら、前日の夜に漬けます。
 漬かり具合の好みも人それぞれかと思いますので、その時々の気温や素材、気分に合わせて漬けてみるのも楽しみの1つだと思います。

ぬか漬けで楽しむ野菜

定番!毎日食べたい野菜

  • きゅうり
  • なす
  • にんじん
  • かぶ
  • 大根

意外?西洋野菜

  • パプリカ
  • セロリ
  • ブロッコリー(茎)

下茹で要!根菜類

  • れんこん
  • じゃがいも
  • さつまいも

一工夫!包んで作るおすすめ野菜

  • アボカド
  • オクラ
  • 山芋

 上記の野菜の中でとりわけおすすめなのが、アボカドです。アボカド特有の青臭さと水分が抜け、よりねっとり濃厚な口当たりになります。そこにぬか漬けならではの風味と塩味が加わって、酒のつまみにぴったり!夫も大絶賛の一品でした。
 個人的には、さつまいももかなり好みでした。ぬか漬けにすることで、さつまいもの甘みが引き出されて甘じょっぱさがやみつきに。

 始める前よりも様々な野菜が漬けられることにびっくりしました。これからは旬の野菜をあれこれ漬けてみたいなと思っています。気になる方は、是非ご自分でも試してみてください。