引き続き、スリランカ料理にチャレンジです。今回のタイトルにあるトゥナパハは、スリランカのカレー作りに欠かせないと言われるミックススパイスです。複数のスパイスを合わせてローストし、ミルなどで挽いて作ります。
これまでに作ったカレーやスパイス料理、自作ガラムマサラのどれよりも一度に使うスパイスの種類が多く、テンションが上がってしまったのでカレーとは別に記事にしました。
この一皿を再現すべく、レンズ豆カレー(スリランカの豆カレー≒パリップ)、ココナッツサンボル、ベジタブルカレー(野菜のココナッツミルクカレー≒コロンブ)、チキンカレー(スリランカ風チキンカレー≒ククルマス)を作っていくことにしています。記事は全部で5回に分けて紹介していきます。今回は4回目です。
今回は、このうちチキンカレーを作る際に使うトゥナパハを作ります。レシピはスパイスや食器の通販でもお世話になっている『ティラキタ』さんにホームページで紹介されているものを参考にしました。
ティラキタさんのパリップのレシピページのリンクは下記に貼っておきます。
トゥナパハ(ククルマスのレシピ内)
~材料~
※ターメリック(パウダースパイス)以外は全てホールスパイスです。
- 赤唐辛子 2本
- ブラックペッパー 小さじ2
- コリアンダーシード 小さじ5
- フェンネル 小さじ2
- クミン 小さじ2
- フェヌグリーク 小さじ3
- シナモン 4cm
- カルダモン 7粒
- クローブ 4粒
- スターアニス 1房分
- ターメリック 小さじ3(パウダースパイス)
~工程~
1.ターメリック(パウダースパイス)以外のホールスパイスをフライパンで炒る。
2.弱火~中火程度で香りが立ってくるまで約5~6分ほど炒る。
3.粗熱を取り、ミルで細かく挽く。
4.ターメリックを加えてよく混ぜる。
5.一晩おいて香りがなじんだら完成!
出来上がったトゥナパハ、ククルマス(スリランカのチキンカレー)を作る際に全部は使用しないので、100円均一で購入した小分け容器に入れて保存することにしました。
一度にこんなにたくさんのスパイスを使ったのが初めてで、計量したスパイスをお皿に乗せていくときにはなんだか嬉しくなりました。色も鮮やかで、これは見せる収納もありでは…?!なんて考えたりもしていましたが、スパイスの種類が増えてきたこともあっておしゃれ収納は難しそうです。それと純粋に現状の乱雑な収納の使い勝手がいいということもあります(笑)今回このトゥナパハを作るにあたっても、切らしていたコリアンダーシードを買い足しただけで済むほどにスパイスが充実してきたので、いつか我が家のスパイスボックス?を紹介できたらと思います。
ちなみに今回のホールスパイスの写真に文字を入れたのは、夫から提案?要望?です。私は見慣れてきたので大体分かるのですが、「写真見てもカルダモンとシナモンしか分からない…。絶対書いた方がいい。」とのこと。カルダモンはなぜか夫のお皿に入りがちで、噛んだときのあのパンチのある刺激に何度遭遇しているから覚えているのだと思います(笑)
ホールスパイスは食べられないこともないですが、よけて食べるのがベターです。
次の記事ではいよいよ、このトゥナパハ(ミックススパイス)を使って作るククルマス(スリランカ風チキンカレー)を紹介したいと思います。