今回作ったのは、またしてもバターチキンカレーです。レシピは『2021-10-20_バターチキンカレー』の記事と同じ、ナイル善己著【「ナイルレストラン」ナイル善己のやさしいインド料理】のレシピを参考にしています。
前回のバターチキンカレーとほぼ同じですが、異なる材料、工程については太字で記載しています。
材料は次の3つを変更しています。生クリーム増量(残り物使い切りのため)、鶏もも肉→鶏むね肉(生クリーム増量でコクがUPすると見込んでさっぱりお肉に)、ローリエ→ベイリーフ(オリジナルレシピで使用しているものが入手できたため)。
~材料~
- 鶏むね肉 約1.5枚
- プレーンヨーグルト 大さじ1
- にんにく 1かけ
- 生姜 1かけ
- ホールトマト缶 1缶
- ししとう 3本
- 生クリーム 150ml
- 砂糖 大さじ1
- サラダ油 適量
- 水 200ml
- カルダモン 5粒(ホールスパイス)
- クローブ 5粒(ホールスパイス)
- シナモン 2片(ホールスパイス)
- ベイリーフ 1枚(ホールスパイス)
- カスリメティ(ホールスパイス)(仕上げ用)
- ガラムマサラ 小さじ1
- パプリカ 小さじ1
- ターメリック 小さじ1/2
- カイエンヌペッパー 小さじ1/4
- 塩 小さじ1
~工程~
- にんにく、生姜、ししとうをみじん切りにする。
- 鶏むね肉をそぎ切りにする。
- ポリ袋に鶏もも肉とヨーグルトを入れてよく混ぜ合わせ、冷蔵庫で1時間おく。
- パウダースパイス類をそれぞれ量って、小皿にまとめておく。
- 鍋にバターを入れて熱し、半分溶けたところでカスリメティ以外のホールスパイスを加える。
- カルダモンがぷっくり膨らんできたら、にんにく、生姜を加えて中火で炒める。
- ホールトマトを加えて強火にし、ひと煮立ちさせる。
- 弱火にして蓋をし、15分煮る。
- 8.をざるでこす。
- 新しい鍋にサラダ油を入れて中火にし、ししとうを炒める。
- 9.(ざるでこしたもの)と水を加えて、強火でひと煮立ちさせる。
- 1.(鶏もも肉のヨーグルト漬け)を全て、塩、砂糖を加えて混ぜる。
- パウダースパイスを加えて、ひと煮立ちさせる。
- 弱火にして蓋をし、15分煮る。
- 生クリームを加える。
- カスリメティを押すようにもんで加える。
- 塩(分量外)で味を調える。
- 器に盛りつけて完成!!
生クリームを増量した分、かなりこってりとした味わいに仕上がりました。鶏肉はやっぱりもも肉の方がいいなぁと思いました。切り方を工夫してみましたが、煮込むためどうしてもパサつきます。
こちらのカレーもより詳しい工程は、【「ナイルレストラン」ナイル善己のやさしいインド料理】にてご確認いただけたらと思います。
スパイス小噺
「ベイリーフ」は、①ローレル、②シナモンリーフのどちらの別名としても使われますが、2つは異なるものです。①のローレルは、ポトフなどの煮込み料理でおなじみのものです。②のシナモンリーフ、実はこれがインド料理における「ベイリーフ」として使用されているものなのです。
①のローレルは月桂樹の葉、②のシナモンリーフは名前の通りシナモンの葉です。今回使用した「ベイリーフ」は②のシナモンリーフです。
写真を載せてみました。こうして見比べてみると、葉脈が大きく異なることが分かります。まっすぐ縦に入っているものがシナモンリーフの特徴です。「ベイリーフ」をお持ちの方は是非確認してみてください。
ちなみに、シナモンリーフはインディアンベイリーフとも呼ばれています。これは先述の通り、シナモンリーフがインド料理における「ベイリーフ」として使用されているからです。
今後はスパイス小噺やスパイスにまつわる記事も増やしていきたいと思っています。まずは、これまで登場したや使用スパイスや使用頻度の高いスパイスについて書いていけたらいいかなぁと思っています。
今後書きたいこと(メモ)
- 北インド料理と南インド料理の特徴
- スパイスの特徴