歯列矯正13(5/7 調整9回目 舌癖の影響)
今回は9回目の調整の結果について書いていきます。
※口腔内の写真を載せています。苦手な方はご注意ください。
写真は前回(4/7)の歯並びと今回(5/7)の歯並びです。上下に並べて比較してみました。正面からの写真では変化が見えづらくなってきました。上の歯の(下の歯への)被さり具合がさらに改善しているようにも見えます。
この日の調整では、細いワイヤー(上の前歯をより後ろに引っ張るためのもの)細いワイヤーの締め直しがありました。上下のワイヤーは既に1番太いものなので、これ以上の交換はありません。
それから下の前歯(1-3番)にパワーチェーンが付けられました。下の写真ではかなり分かりづらいのですが…。ここにきて下の前歯に隙間が出てきてしまい、特に左右1番の間は歯間ブラシ(最小通過径0.6mm)が余裕で通ってしまうほどスカスカになってしまいました。この隙間を閉じるためのパワーチェーンだそうです。
ゴムかけもまだまだ継続です。
下の前歯の隙間の原因は、「舌癖」の可能性があるとのことでした。舌が下の歯に当たるようになったために隙間ができたと考えられるため、「舌癖」を直す必要があります。先生に舌の筋トレをするように言われました。
舌の筋トレは、舌の先端を上顎に押し付けるようにしてなるべく口を縦に開き、10秒キープするというものです。これを10回1セットとして、朝昼晩の1セットずつ(1日計3セット)を続けるようにとのことでした。これがなかなかきついのですが、めげずにしっかり続けていきたいと思います。
下の歯の動きは口を開けたときに確認しやすいのですが、上の歯の動きは確認しづらくここ最近はあまり動いている感じもせずモチベーションが下がりかけていました。が!似たような角度で撮影した写真があり、なんとなーく見比べてみたら動いている!!それも、正面からだとあんまり変わっていないなと思っていたこの3か月の間に、です。2/7の写真と5/7の写真を上下に並べてみました。
よく見ると下の歯との位置関係がかなり変わってきています。さらには前歯の角度が変わっていることも確認できました。2/7の写真はゴムかけの様子を撮りたかっただけでしたが、思わぬところで役に立ちました(笑)いろんな角度から写真を撮っておくのは大切だなと改めて思いました。
調子に乗って、上の歯の写真も載せておこうかと思います。比較するのは抜歯後(2021/7/30)の写真と今回(5/7)の写真です。地味に、でも確実に動いています。これを見て少しほっとしました。変色している前歯は失活歯(神経を失った歯)なのですが、今回の矯正治療後に根管治療とセラミックをする予定です。
次回(約1か月後)には、また上の細いワイヤーの締め直しがありそうです。それまでは毎日のケアとゴムかけに加えて、舌の筋トレも頑張っていきたいと思います。下の前歯の隙間が埋まるといいなぁ。