今回は薬膳チキンカレーに続いて、渡辺玲さんの【カレーな薬膳】のレシピ「ゆで卵のカレー」を参考に作りました。ゆで卵でたんぱく質や必須アミノ酸も摂れ、薬膳チキンカレーで使いきれなかったココナッツミルクとトマト缶も消費できて、ありがたく美味しいカレーです。
今回も、レシピに忠実に作ることにしました。できる限りの材料を揃え、しっかりと計量してカレー作りスタートです。
~材料~
- 卵 4個
- 玉ねぎ 1個
- にんにく 1かけ
- 生姜 1かけ
- トマト缶 1カップ
- 青唐辛子 2本
- パクチー ひとつまみ
- サラダ油 全部で大さじ4
- 水 全部で400ml
- ココナッツミルク 200ml
- ココナッツファイン 大さじ1
<スパイス>
- フェヌグリーク 小さじ1/4(ホールスパイス)——A.
- クローブ 2粒(ホールスパイス)——B.
- カルダモン 2粒(ホールスパイス)——B.
- シナモンスティック 2cm(ホールスパイス)——B.
- マスタードシード 小さじ1/2(ホールスパイス)——C.
- フェヌグリーク 小さじ1/4(ホールスパイス)——C.
- ターメリック 小さじ1/4
- カイエンヌペッパー 小さじ1
- クミン 小さじ1/2
- コリアンダー 小さじ1/2
- 塩 小さじ1強
~工程~
<下準備>
- 青唐辛子を縦半分にスライスする。
- にんにく、生姜をみじん切りにする。
- パクチーをみじん切りにする。
- 玉ねぎは3/4を薄切りに、1/4はみじん切りにする。
- スパイス類を計量して、ホールスパイス(A、B、C)とパウダースパイスで別々の小皿にまとめておく。
- トマト缶、ココナッツファインを必要な分、計量しておく。
- 卵を半熟に茹でて殻を剥き、縦にスリット状の浅い切り込みを入れる。
<工程>
1.鍋にサラダ油大さじ2を入れて、火をつける。
2.弱火にしてホールスパイスA.を全て加える。
3.フェヌグリークが焦げる前に、薄切りにした玉ねぎ、にんにく、生姜を加えて炒める。
4.玉ねぎが色づいてきたら、弱火にして青唐辛子、パクチーを加えて軽く炒める。
5.トマト缶を加えてさっと混ぜて火を止め、水200mlを加える。
6.ミキサーにかけてペースト状にする。
7.使用した鍋を一度洗い水気を切ったら、サラダ油大さじ2を入れて火にかけホールスパイスB.を加える。
8.少し待ってからホールスパイスC.を加える。
9.フェヌグリークが焦げる前に、みじん切りにした玉ねぎを加えて炒める。
10.玉ねぎが色づいてきたら、6.のペーストを加えて弱火にする。
11.パウダースパイス類を加えて軽く混ぜる。
12.水200mlを加えて、中火で全体の色が濃くなるまで10分ほど煮る。
13.ココナッツミルクとココナッツファインを加えて軽く混ぜる。
14.再び沸騰したら、ゆで卵を入れ弱火で5分ほど煮込む。
15.塩(分量外)で味を調える。
16.器に盛り付けたら完成!
前から気になっていたゆで卵のカレー、せっかく材料も揃っているし時間はたっぷりあるし、ということで挑戦してみました。「おいしさのヒント」に記載があった通り、トロリと濃いめのグレービーに仕上げました。具はゆで卵のみですが、物足りなさは感じませんでした。やや辛めの仕上がりなので、卵との相性もばっちりです。
ゆで卵の他にも、目玉焼きや揚げ卵、オムレツなどを具にしても美味しいとのこと。我が家では余ったカレーを目玉焼きにかけていただきました。こちらはちょい足しおかずとして食卓に出したのですが、さすがスパイシーでかなり存在感がある一品となりました。
こちらのカレーも薬膳チキンカレーと同様、材料をきちんと揃えて、しっかり計量しておけば、あとの工程は簡単です。休日のクッキングでチャレンジしてみてはいかかでしょうか。
こちらのカレーのオリジナルレシピ、より詳しい工程については、渡辺玲著【カレーな薬膳】にてご確認いただけたらと思います。