今回は、ナイル善己さんの【「ナイルレストラン」ナイル善己のやさしいインド料理】のレシピ「ケララチキン」を参考に作りました。南インドケララ州式のカレーです。ココナッツミルクでコクを出しつつも、辛さも香りもしっかりと楽しめる仕上がりに。比較的さらさらしたカレーなので、ご飯がもりもり食べられます。
ステンレスの丸皿にたっぷりと盛り付けていただきます。ご飯とカレーの上に乗せているのは、カスリメティです。手のひらで押すようにして揉むと香りが広がります。
材料に（）書きでホールスパイスとあるものは、粒状のスパイスです。特に記載のないスパイスは粉状のパウダースパイスです。
～材料～
- 鶏もも肉 2枚
- 玉ねぎ 1個
- ししとう 4本
- にんにく 1かけ
- 生姜 1かけ
- ホールトマト缶 1/2缶
- ココナッツミルク 200ml
- 水 300ml
- サラダ油 適量
＜スパイス＞
- コリアンダー 大さじ2
- ターメリック 小さじ1/2
- カイエンヌペッパー 小さじ1/2
- 塩 小さじ1
＜テンパリング用スパイス＞
- マスタードシード 小さじ1/2（ホールスパイス）
- 赤唐辛子 2本（ホールスパイス）
～工程～
- 玉ねぎを薄切りにする。
- にんにく、生姜を千切りにする。
- ししとうを斜め薄切りにする。
- 鶏もも肉の皮をむき、一口大に切る。
- パウダースパイス類をそれぞれ量って、小皿にまとめておく。
- 鍋にサラダ油を入れて熱し、玉ねぎ、ししとう、にんにく、生姜を加えて中火で炒める。
- 玉ねぎが色づいたらトマト缶を加えて潰しながら炒める。
- ペースト状になったら弱火にして、パウダースパイス類を加えてよく炒め合わせる。
- ココナッツミルク、水を加え、強火にして混ぜる。
- 鶏もも肉を加えてひと煮立ちさせ、弱火にして蓋をして約10分煮る。
- 別の小鍋にサラダ油を熱し、マスタードシードを加えて熱する。
（※マスタードシードがはじけるので、火傷に要注意！） - マスタードシードのはねがおさまったら、赤唐辛子を加え色づくまで熱する。
- 油ごと10.の鍋に移す。
- 軽くかき混ぜる。
- 塩（分量外）で味を整える。
- 器に盛りつけて完成！！
今回も少しだけお手軽に、トマト缶を使って作ってみました。生のトマトとトマト缶では味わいに違いが出ますが、トマト缶だと保存が効くこともありその時の気分や思い付きででカレーを作る私はついついトマト缶で代用しがちです。最近になって、トマトが冷凍できることを知ったので、ざく切りにした状態で冷凍ストックを作って置く方が良いのかも？と考えています。
それからなかなか手に入らず、ほぼ毎回省略しているスパイスがありまして。それは、カレーリーフです。名前の通り、葉っぱをちぎるとカレーの香りがするというスパイスです。レシピでも「生。（あれば）」と記載があり、生のものと乾燥させたものでは香りが全然違う（乾燥させたものはかなり香りが弱い）ために生のものを使用することを勧めています。入手がかなり難しいので、これはカレーリーフの木を育てるのがベストかなと思っています。今のところ、我が家に植物は置いていないので観葉植物も兼ねて育ててみたいなと思っています。
ケララチキンのより詳しい工程は、【「ナイルレストラン」ナイル善己のやさしいインド料理】にてご確認いただけたらと思います。