もちもちぐらし

~自称丁寧な暮らしの雑記ブログ~

 

スルメイカの塩辛作り1日目(レシピあり)

 今回はタイトルの通り、スルメイカの塩辛作りについて書いていきたいと思います。名古屋市内にあるスーパーサノヤ、そこで刺身用のイカが手に入りやすかったので挑戦してみたところ、夫や友人が美味しいと絶賛してくれました。それ以来、刺身用のイカが手に入ったときにはちょくちょく作るようになりました。(関東に引っ越してくる前のこと)
 つい先日、茨城県ひたちなか市にある那珂湊おさかな市場にドライブがてら行ったときに新鮮なスルメイカを1かご(5杯入り)購入したので、久しぶりにスルメイカの塩辛を作りました。写真をたくさん撮ったので作り方と一緒に載せていきます。

 まず、スルメイカの塩辛は1日では作れません。作り始めた日を1日目として、最短で4日目に食べることができます。ざっくりとした流れは以下の通りです。

1日目:スルメイカの下処理と水分を飛ばす工程
2日目:仕上げ
3~4日目:冷凍
4日目:食べる分だけ解凍して、いざ実食!

 この記事では、1日目のスルメイカの下処理と下準備(水分を飛ばす工程)について詳しく書いていきます。どちらかというとほとんど下処理がメインの作業のような気もします。

用意するもの
  • スルメイカ(刺身用)
  • ラップ
  • ざる
スルメイカの下処理・下準備

1.イカの胴からワタを抜き取る。
イカの目の上あたりに胴とワタがくっついている部分があるので、軟骨に沿ってはがします。
片手で胴をつかみ、もう片方の手で目の上あたりをつかんで、胴からワタをまっすぐ引き抜きます。

2.墨袋を取る。
ワタの裏側?に墨袋があるので、目の上あたりにある端っこをつまんではがす。

3.ワタとゲソを切り離す。
目の少し上あたりに包丁を入れ、ワタを傷つけないように切り落とす。
※ゲソは塩辛に使用しないので、別の料理に使ってください。

4.ワタの下準備。
ワタにまんべんなく塩をまぶす。私はバット等は使わずラップで作業しちゃっています。(洗い物が減るので。)ラップに塩をたっぷり敷き、その上にワタをのせます。ワタの上にも塩をたっぷりのせて、ワタ全体を塩で覆うようにします。最後はそのままラップで包んで冷蔵庫へ。

4.胴の下処理
胴からエンペラをはずす。(下の写真のように隙間に指を入れ、ねじ切るようにすると簡単にはずすことができます。)
軟骨に沿って胴を開き、軟骨や内臓物を取り除く。(内臓物はキッチンペーパーなどでぬぐい取ると綺麗に取り除くことができます。)
皮をむく。(端っこを少しめくってキッチンペーパーでつまみ、胴を押さえるようにしてむきます。)

5.胴の下準備
胴の表面(両面)に薄く塩をまぶして、ざるの上にのせる。ラップなどはせずにそのまま冷蔵庫へ。

 ここまでが1日目の作業になります。胴とワタを冷蔵庫に一晩入れて、水分が適度に抜けるのを待ちます。この作業が塩辛のねっとりとした食感を生みます。
 主にイカを捌く作業なので、慣れている方にはなんてことのない作業かもしれません。ワタの処理が+αの作業といったところでしょうか。
 今回は実験的にエンペラも使ってみましたが、結論から言うと塩辛にするのはあまりおすすめしません。胴と同じように水分抜きをしたところ、より薄い周囲がカピカピになってしまいました。ゲソと一緒に別の料理に使った方が良さそうです。

 次回(2日目)は、仕上げの作業です。酒と食品用の保存袋を用意してお待ちください。保存袋がなくても、清潔な容器があれば大丈夫です!(保存袋だと洗い物が減るというだけです。とにもかくにも洗い物を減らしたい欲が強いもので。笑)