もちもちぐらし

~自称丁寧な暮らしの雑記ブログ~

 

歯列矯正4(7/20・7/30・8/6 セパレーション~装置装着)

 今回はタイトルの通り、セパレーション~装置装着までです。実際の処置の内容、またそのときの所感、気を付けたことなどを書いていきたいと思います。
※口腔内の写真を載せています。苦手な方はご注意ください。

7/20 セパレーション

 この日は再び歯茎の検査からでした。検査の結果、歯茎の出血も治まっており、セパレーションができることになりました。このときのセパレーションの目的は、上左7番に金属バンドを装着するためのものでした。私は上左7番に被せ物があるため、歯の周りを周りを覆うリング状のバンドを付けることになりました。

青ゴム(セパレーター)を入れたところ

 奥に見える青色のものが、セパレーターです。このゴムが青色のことが多いため、青ゴムと呼ばれるのだそうです。
 入れてしばらくはかなり違和感がありました。青ゴムを入れることで歯が動くため、人によっては痛みが酷い場合もあるとのことでしたが、私は全く痛みがありませんでした。ラッキー!また、青ゴムは外れることも珍しくないそうですが、これまた次の診察まで外れることなく、しっかり隙間を広げてくれました。

7/30 上:抜歯、装置装着、下:セパレーション

 なんだか盛りだくさんの1日でした。まず、上左7番に金属バンドを装着。その後、上のブラケットを取り付け、ワイヤーを仮止めにした状態で左右4番の歯を抜歯しました。その後、ワイヤーを奥まで通してもらって、上の歯の処置は終了です。続いて下右6、7番へ金属バンドを装着するために、セパレーションを行いました。

上の左右4番を抜歯したところ
ブラケットとワイヤーを装着したところ

  抜歯自体はあっという間に終わりました。麻酔をしているので痛みはありませんが、先生がものすごく力を込めているのが伝わってきて少し緊張しました(笑)ちなみに?抜歯した歯は記念にもらってきました。ブラケットとワイヤーが付いたことで、帰り道は違和感と締め付け感でいっぱいでした。

 この日もらったものは、①抜いた歯、②ワックス(ブラケットやワイヤーが口腔内で当たって痛い場合に装置側につけて保護するためのもの)、③フロスのサンプル、④痛み止めの4つでした。私は抜歯後の痛みも、歯が動くことによる痛みも全くと言っていいほどなかったため、痛み止めは使いませんでした。

8/6 下:抜歯、装置装着

 まず、下右6、7番に金属バンドを装着。その後、下のブラケットを取り付け、1‐3番間にオープンコイルを通しワイヤーを仮止めにした状態で左右4番の歯を抜歯しました。その後、ワイヤーを奥まで通してもらって、下の歯の処置は終了です。 

下の左右4番を抜歯したところ
ブラケットとワイヤーを装着したところ

 下の叢生が強く、2番の歯が後ろに隠れてしまっています。1-3番の間を広げるために、オープンコイルというバネのようなものが取り付けられました。ようやく、上下に装置が装着されて矯正治療が始まった実感が湧きました。
 この日もらったものは、抜いた歯のみでした。

 ところで、今回の記事で1番伝えたいことは、抜歯後のことです。具体的には、『血餅を死守すべし!!!』ということです。1か月くらいの間、夫も聞き飽きるほど、血餅血餅血餅と大騒ぎしておりました(笑)
 まず、血餅はけっぺいと読みます。血餅は血液が凝固したものです。抜歯後、抜歯窩(空洞)には血液が溜まり、その血液が固まって血餅となります。血餅は抜歯窩(空洞)に蓋をする役割を担います。血餅がいなかったら、歯槽骨(歯を支えている骨)がにむき出しになってしまいます。この骨がむき出し状態をドライソケットと言い、これがもう無茶苦茶に痛いらしいのです。骨がむき出しで痛くないわけがない…。
 不安だった私はとにかく、強い歯磨き・うがいはしない、抜歯窩に挟まるようなものを食べない、血餅にくっつきそうなものを食べないことを徹底しました。結果、ほぼほぼ流動食生活でした(笑)ここまで不安視する必要はないと思いますが、知らずドライソケットになるよりはいいかなとも思います。

次回!初めての調整

 装置を装着してから約1か月後に初めての調整がありました。調整の内容と比較写真を投稿したいと思います。