今回は、水野仁輔さんの【スパイスカレー事典】のレシピ「ポークビンダルー」を参考に作りました。南西インドのゴア州が発祥のカレーです。長くポルトガル領だったことからその影響を受けた西洋寄りのカレーです。ポークビンダルーを初めて食べる方は、欧風カレーやインドカレーとはまた違う、甘酸っぱくて辛い独特の味にびっくりするかもしれません(笑)私は一度食べてからすっかり虜になりました。
夏の暑さでぐったり…となる前にこの酸っぱ辛いカレーを食べて乗り切っていきましょう!
~材料~
- 豚肩ロース肉 500g
- 玉ねぎ 1/2個
- ホールトマト 100g
- 水 400ml
- サラダ油 適量
<マリネ液>
- 玉ねぎ 1/2個
- にんにく 2かけ
- 生姜 2かけ
- 白ワインビネガー 大さじ4
- 塩 小さじ1
- 砂糖 小さじ2
<ホールスパイス>
- マスタードシード 小さじ1
- クローブ 10粒
- ブラックペッパー 小さじ1強
- クミン 大さじ3
<パウダースパイス>
- ターメリック 小さじ1/2
- カイエンペッパー 小さじ1
- コリアンダー 小さじ1
- ガラムマサラ 小さじ1
~工程~
- ホールスパイス、パウダースパイスを計量して、それぞれ小皿にまとめておく。
2. 玉ねぎ(マリネ液用+炒める用)をみじん切りに、にんにく・生姜は粗みじん切りにする。
3. ホールスパイスをフライパンで乾煎りする。
4. 豚肉を一口大に切る。
5. マリネ液用の材料と炒ったホールスパイスをミキサーにかけてペースト状にする。豚肉によく揉み込、冷蔵庫で2時間ほど寝かせる。(できれば一晩寝かせるとよい!)
6. 鍋に油を熱し、みじん切りの玉ねぎを加えて濃いきつね色になるまで炒める。
7. ホールトマトを加えて水分がきっちり飛ぶまで炒める。
8. パウダースパイスを加えて炒める。
9. 5.の豚肉をマリネ液ごと加えて、豚肉の表面の色づき、水分がきっちり飛ぶまで炒める。
10. 水を加えて煮立て、蓋をして弱火で45分ほど煮込む。
11. 塩(分量外)で味を調える。
12. 器に盛り付けて完成!
完成した状態の鍋の中を撮り忘れました…(笑)盛り付けは、上にサラダ、真ん中にバスマティライス、左側に市販のチキンカレー、右側に今回作ったポークビンダルーを盛り付けて2種あいがけのカレープレートにしました♪
実はこれまでにも何回かなんちゃってポークビンダルーを作ってました。その時は家にあったりんご酢を使っていたのですが、今回レシピ通り白ワインビネガーを使って作ったところお酢のきりっとした酸味を感じられて「そうそう、これこれ!!!」と初めて食べたときの衝撃と感動を思い出しました。
やはりレシピ通りに作ってみるというのは大切ですね!
スパイスを炒ったり、ミキサーでペースト状にしたり、マリネ液に漬け込んでおいたり…少し手間がかかるように感じますが、このポークビンダルーに関しては「めんどくさい<<<食べたい!」です(笑)この夏もリピートして、酷暑を乗り切っていきたいと思います。
気になる方は是非材料を揃えて作ってみてはいかがでしょうか。オリジナルのレシピが知りたい方は、【スパイスカレー事典】にてご確認いただけたらと思います。