鮎のパエリアの作り方・レシピ
今回は昨年の夏に作った鮎のパエリアについて書きたいと思います。私の地元では夏になると鮎が獲れます。地元を離れ結婚した今でも、両親が毎年送ってくれるので(実のところ、初夏の頃には勝手に期待しつつ、笑)楽しみに食べています。ありがたいことに大量に送ってもらえるので、毎回塩焼きでは少し飽きがきてしまうことも。(なんとも贅沢な悩みです。)
そこで鮎を使ったいろんな料理にチャレンジしてみようと思い立ったのです。鮎ご飯が間違いなく美味しいなら、同じご飯もののパエリアにアレンジしてみたらどうだろうか、ということで贅沢にも鮎たっぷりの鮎ご飯を作ってみました。
~材料~
- 米 2合
- 鮎 3尾
- あさり 15個くらい
- むきえび 8尾
- 玉ねぎ 1/2個
- ピーマン 1個
- 赤パプリカ 1/2個
- にんにく 1かけ
- サフラン 少々
- コンソメ(顆粒) 大さじ1
- 塩こしょう 適量
- 水 600ml
- オリーブオイル 適量
~工程~
- あさりは砂抜きをしておく。
- サフランを水に溶かしておく。
- 鮎を塩焼きにし、2尾は身をほぐしておく。(1尾は上に乗せるので、そのまま。)
- えびは背ワタがある場合は取っておく。
- 玉ねぎをみじん切りにする。
- ピーマン、赤パプリカを1cm角に切る。
- にんにくをみじん切りにする。
- フライパンにオリーブオイルを入れ、えび、ピーマン、赤パプリカを加えて塩こしょうをふって炒める。
- えびに火が通ったら、全ての材料を一旦取り出す。
- フライパンにオリーブオイルを足して、にんにくを加えて炒める。
- にんにくの香りがたったら、玉ねぎを加えて中火で炒める。
- 白米を加えて軽く炒め、サフランを溶かした水、コンソメを加えて強火で沸騰させる。
- 煮立ったら、あさりを加えて蓋をし、弱火で18分ほど水気がなくなるまで炊く。
- 蓋を開け、鮎、えび、ピーマン、パプリカを乗せる。
- 強火で1分ほど加熱し、火を止めたら完成!
お好みでレモンやパセリなどを乗せても◎
コンソメを使うことで、お手軽に、それでいて味もばっちり決まります。あさりを入れることで旨味がぐんとアップするので、是非入れてみてください。肝心の鮎はというと、淡泊な味わいなので変に主張しすぎず他の具材とも喧嘩しません。蓋をして炊くので、身はふっくら美味しく仕上がります。
真ん中に1尾どーんと乗せることで見た目にもインパクトがあり、パーティーメニューにもぴったりです。以前に女子会で出したことがあるのですが、出した瞬間にはかなり盛り上がり(笑)足りなくなるくらいに好評でした。もちろん鮎以外の魚でも美味しくできるので、是非作ってみてください。
冒頭で「鮎ご飯」と当たり前のように書きましたが、鮎ご飯は「鮎の炊き込みご飯」といった感じのものです。昔から母が作ってくれて何気なく食べていましたが、いざ作るとなったときにそういえば作り方知らないな…となった記憶があります。母にレシピを教えてもらい、結婚してからは母直伝レシピで毎年作っています。せっかくなので、次回は鮎ご飯のレシピ・作り方について書けたらと思います。